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FROGGER

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かえる先生

[先生とゲーム]

♪シロツメクサの 花が咲いたらさあ、ゆこーお ラスカール

ラスカルゲーム
SFCあらいぐまラスカル

というわけで「あらいぐまラスカル」だね。かといって、別に、スーパーファミコンで出ていたラスカルのゲームを紹介しようってわけじゃないぞー。かえる関係ないしねー。はっはっは。 先生がこの歌をうたった時点で気付かなきゃいけない。ラスカルと蛙のふかーい関係について。お、ちょっと倒置法っぽかったね。先生は詩人ですから。こら、“自称”詩人とゆーな。自称だけではないぞー。3年前ぐらいに言われたからね。いや〜先生はしじんですなーって。いやホントの話。ホントだって。ん?先生は自信家ですな〜を聞き間違えたんじゃないか?いやいや・・・そんなことは・・・ない・・・よ。多分。

ラスカル第8話
ラスカルの第8話

まあとにかくあらいぐまの話だよ。ラスカルの第8話がね、「蛙とボクシング」というね、組み合わせがよくわからない題名の話があるんだ。蛙をジャンプさせて勝負するのってアメリカではポピュラーなんかね。マーク・トウェインの「世にも名高いキャラヴェラス郡の跳び蛙」とか読むと、出てくるよねー。そういう蛙ジャンプを、ラスカルの飼い主スターリングと、ラスカルを狙うスラミーがラスカルを賭けて競うって話なんだけど、いったいどこにボクシングが、って問題については、話の途中、スターリングの家に泊まってく、昔そのフットワークとかから「蛙」と呼ばれていた、マーチンていうボクサーからボクシングのこつを習って、スラミーをコテンパンにやっつけるもう一つのプロットが噛んでるからなんだねー。蛙ボクサーなんてカッコイイよね。あ、でも要するに輪島?輪島功一か?「蛙飛びアッパー」の。カッコイイ・・よね。はっはっは。

と、ここまで話を引っ張っておいてなんだけど、これは全然ゲームの話じゃないねー。一体いつゲームの話になるのか、とみんな思っているだろーと思うけど、ん?話なんか聞いてないから何のことだかわからない?またまた〜。興味津々なくせに〜。みんな素直じゃないぞー。はっはっは。

えーっと、何の話だっけ?あ、そうそうゲームの話だよ。このコーナーをはじめてはみたものの、よーく考えてみたら、ああそういえばお金が大事だったと。アフラックね。覚えちゃうよねあのフレーズ。いやいや、そんな話ではなくて、今のところ忍者ゲームしか紹介していないことに気が付いたんだよねー。忍者を紹介する授業だと思われても困るしね、あくまでかえるをベースにしないと、先生のアイデンティティの問題もあるしね。ってことで、ここいらでかえるが主人公のゲームを持ってこなけりゃならないな、と思ったわけだ。

FROGGERTITLE
7匹の蛙がFROGGERの文字
になるタイトルバック

そこで、今回ご紹介するのがこの商品、「フロッガー」。お茶の間ショッピング風に言ってみました。はっはっは。

最近のゲームはどんどん複雑になってて、スト2でボタンを6こも使わなければならなくなった段階でもうついていけなくなった先生としては、昔の単純操作なゲームがホッとするんだな。では、単純操作を突き詰めた場合どんなゲームになるか。ボタン一つだけ。ボタンを押すタイミングを図ることだけが唯一の要素になるゲーム。ちょっと変化に乏しいね。じゃあ、ボタンを使わずに、レバーだけだったら?とりあえずレバーならキャラクターをいろんな方向に動かすことができるし、ずっと深みが増すよね。ボタンを一気に4つにしたのと同じことだからね。しかも操作することと、画面の動きとのシンクロ度合いが現実の感覚に近くて、よりいい感じ。レバーだけを使うゲームっていたら何を思い浮かべるかねー。ああ、そうそう、パックマンね。それは代表作だね。後は?ん?クレイジークライマー?それは確かにレバーだけだけど2本使うだろう。あれ?クレイジークライマーを知らない?ビル登るやつよ。シラケ鳥とか出てくる。いやダスティン・ホフマンは出てこないよ。でてんのはクレイマー・クレイマーの方でしょ。

LEVEL1
余裕でクリアのLEVEL1

意外とレバー一本で操作するゲームってのは少ないんだけれど、今回取り上げるフロッガーは、そんな貴重な作品群のなかでも最も面白いもののひとつなんだね。かえるも主人公だしね。はっはっは。どんなゲームかというと、「かえるがおうちにかえる」それ自体が洒落になるコンセプトのもと、制限時間内にかえるを操作して、車がやたらと走ってる道路を横断し、道路に隣接した川を、流れてくる丸太や川を遡る亀の背中とかに乗りながら横断して、住処に戻るという、ただそれだけのもの。住処は5つあって、5つ全部に入居者が決まって完売したら、次のレベルに進むという寸法だね。レベルが進むと、丸太の代わりにワニが登場したり、住処にもワニが待ち構えていたり、ヘビが邪魔しにきたり、イタチ?かどうかよくわかんないけど、泳いできたりとどんどん難しくなる。ちなみに先生はレベル3までしか行ったことがないんだな。これが。大好きなんだけどね〜。もうヘビが出てくると駄目なんだよね。画面上のヘビ見ただけで、自分が竦んじゃうからね。はっはっは。

LEVEL3
先生にはとても無理なLEVEL3

かえるも車もヘビもハエも画面上登場するキャラクターの大きさはほとんど変わらないというサイズのアバウトさや、車に轢かれてぺちゃんこな百貫デブではなくかえるがね、妙に現実の様子とダブってリアルな状況を想像させる点とか、そもそもかえるが川に落ちたくらいで即死しないようにして欲しいとか、いろいろ言いたいことはあるんだけど、そう、特に轢死はねー。輪禍は人間だけの問題じゃありませんよ。かえるにとってこれは大いなる死活問題です。かえるとして安全に道路を横断する権利を今すぐ要求する!断固要求する!!断固断固ようきゅうするぅぅぅぅ!!!

FROGGER
主人公

あ、ゲームの話だったね。はっはっは。実を言うと、先生のこのゲームの最大のお気に入りポイントは、音楽にあるんだ。いろんなね、よく知った曲が細切れに出てきて、それを聞いているだけで飽きないとこなんだねー。

例えば、ゲームの始まりの音楽は♪まいごのまいごのこねこちゃん〜「いぬのおまわりさん」だし、ミスした後の再スタート時はフォスターの「草競馬」の盛り上がりのところだし、他にも♪ルルルンルンルンルルルンルンルンルルルンルンルンルンル〜ン とか、♪わたしは花の子でっすっ 名前はルンルンでっすっ とかね。ああ、この花の子ルンルンの曲、自己紹介に使えそうな気がするなあ。

♪わたしはせんせいでっすっ 仕事はせんせいでっすっ

お、意外といいなぁ。今度からこれでいこう。え?自己紹介になってない?先生はせんせいなんだからいいんだよ。先生で。はっはっは。

他にもアルプス一万尺だとか、ハイジのヨーデルのところだとか、その他にも先生がわからないだけだと思ういかにもなんかの曲っていうね、あん?なんかの曲なのは当たり前だろう?違うって。そういう意味じゃなくて、「なんかの曲」なんだよ。オリジナルじゃないってことだよ。わかろーよそれくらい。感じよーよ。ニュアンスを。空気を。とにかく色んな曲がちょこちょこと出てくるんだ。

しかし、このゲームの根底に流れる音楽は何か。基本となるBGMは何か。ここで、冒頭の曲が出てくるんだね。

♪シロツメクサの 花が咲いたらさあ、ゆこーお ラスカール

そう、ラスカルのテーマなんだよ。かえるが住処に入ってしまったり、ミスしたりすると音楽が元に戻ってしまうし、一定程度時間が過ぎると、それだけでミスになってしまうんで、おそらく最後まで聞くことは不可能なんだけど、結構後のほうまでちゃんと入っているんで、興味があれば確かめてほしー。はっはっは。

♪神様ありがとぉーお ぼくにぃーともだちをくれーてー

誰か先生の友達になってくれる人はいないかね。どうも最近友達が減っちゃってね。あ、今、当たり前だろうっていったやつ誰だー!先生は友達のことをいつでも第一に考えよう考えようと心がけすぎて、第一に忘れてしまうほどの友達思いだぞー。ラスカルなんか居なくても先生はやっていける。やっていけるんだ。涙なんか出てないぞー・・・何かしんみりしちゃったなぁ。

っというようなね、落ち込んだときにもフロッガーの軽快な音楽、フロッガーの、というかあらいぐまラスカルのね、音楽が聞こえるこのゲームは、音楽の面でも先生の気持ちをワシヅカミなんだなー。さほどにあらいぐまラスカルとかえるは繋がりが深いと。これが冒頭申し上げたことのね、意味だったわけです。政治家っぽいね。はっはっは。

GBA KONAMI ARCADE COLLECTION

GBA KONAMI ARCADE COLLECTION

GBA KONAMI ARCADE COLLECTION

ゲームボーイアドバンス版

このフロッガーはコナミの発売なので、やっぱり大所はBGMにもたっぷり金をかけてるんだろーなー。と思ってたんだけどねー。最近、といっても2002年のことだからずっと前とも言うけど、先生にとってはもう21世紀は最近なんだよ。フロッガーが1981年のゲームだったことを考えればずっと最近だろー。とにかく最近、ゲームボーイアドバンスで「コナミアーケードコレクション」が出たんだよ。あんまり今までメジャーなゲーム機に移植されたことがなかったゲームなので、昔やったアーケード版以来やってなかったんだけどね、偶然アドバンスなら持ってたし、フロッガーが入ってるし、ああ他にもイーアルカンフーが入ってるし、それ以外はあんまりやったことがないけど全部で6本入ってるし、ということで給料つぎ込んで買ってみました。こーゆー時大人は便利だよねー。子供の時ソフト一本を手に入れるのがいかに大変だったか・・・この20年で先生にも確実に時間が流れてるなーと実感するときだねぇ。はっはっは。

そうそう、それで、そのゲームボーイアドバンスのソフトなんだけど、ああ、久しぶりにフロッガーができるなぁと思いながら選択して始めてみると、画面が横長なので、縦スクロールゲームに変わってる。まあそんなことは大したことではなく、絵とかは以前のままだったので、その点はいいんだけどねー、ものすごいショックだったのは、あの、あの、ゲームにピッタリだった「あらいぐまラスカル」がね、何だかよくわかんない曲に差し換わってるんだよ!ミスした後のリスタート時に草競馬が流れるとこだけは一緒なんだけど、後は全然ちがーう。そーか。あの時のラスカルは無許可だったのか。と何となく大人の事情をね、垣間見たような気がした先生だったね。いや、先生が大人だろ、って指摘、それはそれで正しい。正しいがしかし、先生はいわゆる永遠の少年ですからねー。エターナルボーイね。教育者として若い感性を失っちゃいかん!という強いね、自己抑制のもとに、こう、若さを保ってるわけだね。ん?若い感性ではなくて、それは幼い感性だ?うまい!うまいこと言うねー。幼さというのは人格の、いや、蛙格の未完成を表してるんでね。その未完成さというのがこれからの発展と進歩を象徴してんだよ。教育者として理想的な性格を維持してるんだよ。え?維持してるってことは先生には進歩がないってことだ?いやいや、それでもみんなが先生を慕ってる、っていうね、この紛れもない事実を前にすれば、先生の性格なんてどうでもいいことだよね。うん。あれ?みんななんで吐きそうな顔してんだー?集団食中毒かー?はっはっは。

とにかく、コナミにはそのあたりの権利関係を整理していただいて、一日も早く当初のフロッガーの曲を取り戻して欲しいと、それだけが先生の願いだねー。よろしく。はっはっは。

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