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忍者じゃじゃ丸くん

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かえる先生

[先生とゲーム]

君は忍者を見たか!パート2!

近日上映っぽくはじめてみました。かえる先生だ。はっはっは。冒頭から面白くない?まあ、いいっていいって。先生の面白さはそういうところにはないからね。そういうところってどういうところだといわれても困るんだけどね。この先生のスタイル、カッコよさ、スマートさ、色の緑具合から醸されるなんともいえない雰囲気から紡がれる言葉のはしばしにね、巧まざるユーモアがいっぱいなわけだよ。いっぱい。その部分じゃなくて全体を楽しむ余裕がないといかんよ。いかん。てことで忍者パート2ね。

前回忍者は忍者でもマンガキャラクターのゲーム化作品を紹介したけれど、今回は、ゲームオリジナルのキャラクターで行ってみようと思う。しかもかなりの有名どころ。

タイトル画像
裏タイトル画面
えーっと、まずね、話はUPLといういまは倒産してしまった会社からはじめる必要があるわけだ。このUPLが作ったアーケードゲームに「忍者くん 魔城の冒険」っていう大傑作があるんだ。操作が特殊で、レバーを横に入れながらボタンを押すとジャンプになるのに、レバーを入れないとジャンプしない。下の段に降りちゃう。だもんだから、垂直ジャンプができないようになってる。敵と接触しても、自分のミスにも敵を倒すことにもならないのが新鮮だったと思うけど、もうあんまり覚えてないなあ。とにかく、手裏剣で敵を倒すと巻物が出てくるんだけど、ああ、これはハットリくんと同じ、というか忍者ゲームにかなり共通する要素のような気もするけどね、だいたいなんで巻物が忍術に関係あるんだろうね?巻物って何かが書いてあるだけなんだから、開いて読んで修行して奥義をつかまなくっちゃモノにならないよね。それが、取ったとたんに何か不思議な効力を発揮するというのはねえ・・・・。あ、途中で脱線したなー。はっはっは。その敵を倒すと出てくる巻物、取った数だけ後でボーナスになるんだけどね、たまに姫が出る当りの巻物だと、巻物ストックが2倍に!でも坊主かなんか?が出ると取った巻物が全部没収になってしまう、あの百人一首を使ってやる「坊主めくり」みたいな要素が盛り込まれているのがなかなか腹立たしかったねー。ね?え?そんな内容はなかったし、忍者くんといえばジャレコだろう?違う違う。忍者くんは、UPLが開発、TAITOが販売したのをジャレコがファミコン用に移植したんだよ。何でUPLが自分でやらなかったのかはよく知らないけど、みんなが知ってるのはファミコン版のやつだろー。いや、そんなことない、業務用がUPLだってことぐらいは常識だ、って言った人、はいそこ、ちょっと立ちなさい。ハイ立つー。すぐ立つー。UPLを知っているからって、先生の授業で私語はいけません。先生としては、みんなが知らないことを教えてあげようというね、この情熱だけが生きがいなのに、すでに知ってるって事実をね、そんな風に表すのはどーだろー。もうすでに知ってることだって、いかにも今知ったように、好奇心に満ち溢れた瞳で先生を見つめる、ってのが生徒の役割ではないのかね。ないんかね。ないか。そうか。はっはっは。

忍者くん
赤忍者
この忍者くんの不思議を一つだけ挙げるとすれば、何で赤い忍者なのか、ってことだね。忍装束ってのは、闇にまぎれるために着るもんなんであって、それが赤じゃあ逆効果もいいとこだよ。まあ、それを言えば、カラフルな忍者っていうのは結構いろんなところに登場しているから、忍者くんだけ問題にするのもどうかと言われればそのとおりだけどねー。カクレンジャーやハリケンジャーに比べればまだ意味を汲み取る努力もそれなりに無駄ではない程度にはねー。でも何かすでに存在自体が矛盾に満ちているよねー。はっはっは。

さーて、ここまで話を引っ張ってみたけれど、別に今日は「忍者くん」のゲームを取り上げようと思ってたんじゃないんだよ。まどろっこしいからとっととやれ?若者よ、時間はたっぷりあるだろー。そんなに急いでどうするつもりだね。はっはっは。

ジャレコがファミコン版の忍者くんを発売した後、どれくらい売れたのか先生はよく知らんのだけれど、そこそこ売れたんだろーね。ジャレコはこの忍者くんから独自のキャラクターを生み出して、それを自社のメインキャラクターに仕立て上げたんだねー。今日はそのゲームを取り上げようというわけだ。

タイトル画像
忍者じゃじゃ丸くん
その名も忍者くんの弟、「忍者じゃじゃ丸くん」!!ハイ拍手〜。

じゃじゃ丸ってねぇ。じゃじゃ丸。じゃじゃまる、ピッコロ、ポロリのトリオ・ザ・にこぷんとはかんけーないです。どーすかこのネーミング。ジャレコの「じゃ」かねー?いずれにしてもセンスオブワンダーだよ。

先生には忍者くんとじゃじゃ丸くんとのデザインの違いはよくわかんないけどねー。まあ兄弟なんだから似てたって不思議じゃないけどね。

ゲームはなまず太夫にさらわれた「さくら姫」を助けるって設定で、1面あたり7匹の雑魚と1匹のボスからなる妖怪軍団を全部やっつけたらクリア、ってスンポーだ。

前の忍者くんは垂直ジャンプができなかったけど、じゃじゃ丸くんは出来る。まあようするにジャンプボタンはジャンプのためだけに使われているということだね。で、フィールドの中にはジャンプ頭突きすると壊れるブロックがあって、そこに妖怪を一網打尽に踏み潰すスプラッタトロッコや飛距離が伸びるそれほど便利でもない手裏剣、透明になるばっかりに後半逆にミスの原因になる怪しい薬、じゃじゃ丸スピードアップドーピング赤玉なんかのアイテムが入ってる。これは必ず1面につき1個。トロッコでプチプチ妖怪を潰していく様は、かなり残酷なようでもあるけど、妙に楽しげなのが、このゲームの特徴かと思うね。

これだけのことだったら、先生がこの場で紹介する価値はゼロだけどねー。このアイテムを3種類集めると、もしくはゲーム中にじゃじゃ丸くんの残機、あ、機械じゃないけどね、なんかゲームの場合はゲームオーバーまでの許容ミス回数を残機って言っちゃう癖があるんだよねー先生の場合。やっぱりインベーダーをやりすぎた影響かね。こら、今、先生のボケの理由がわかった、って言った人、先生はボケてません。ゲームはやればやるほど頭がスッキリはっきりするんだよ。やり込んだゲームをやるときなんか、一種のね、無念無想の境地に入れるよ。座禅並み。は、ゲームは実は修行だった、とか、1日1時間のゲームで悟りを開く、みたいな本でも書いてみるかな。はっはっは。

ガマパックン
ガマパックン降臨
そうそう、そんな話ではなくて、とにかく3種類集めるか残人数が4人に増えると画面が激しく点滅して、なんとじゃじゃ丸くんが蝦蟇に乗るんだよ。忍法ガマパックン!ガマ!!先生はこのゲームを何百回やったか正確にも不正確にも測ったことがないんで、憶測ですらものを言うことができないんだけどねー。最近でもやるときは、「ガマを出す」ことだけに全力を投入してます。かえる好きにはたまらない、素晴らしいゲームだね。

ガマ
ぴょんぴょんぱくごくごく
さらに素晴らしいことに、このガマ忍術が発動すると、敵は全部虹色のような光に変わってしまい、ガマはこの敵を全部パクパク食べちゃう。つまりその面では無敵ってことだね。それに、このゲーム、前の忍者くんもそうだけど、手裏剣を無駄なく使って、一人一殺外れなしでいくと、1万点ボーナスが入っちゃうシステムなので、手裏剣を使わないガマパックンが出れば、まず1万点ボーナスが固いといういいことずくめ忍法なんだねー。

ただ、その面だけで有効なので、後一匹ってときに発動してしまうと逆にショックだよ。3種類集めるには最低でも3面はクリアしなきゃいけないし、すでに持ってるものを引いてしまうこともあるし、アイテム探すのに手間取ってるとなまず太夫が爆弾を凄い勢いで落としてくるし、ガマを出すのはそう簡単じゃないのでね。

でも、出たときのカタルシスというかスッキリ感ていうのは他のゲームでは味わえないねぇ。究極のぱっくん感!ぱっくんごっくんぱっくんごっくん、ああスッキリ。

ということで、忍者じゃじゃ丸くんは、先生のかえるゲームランクでいえば横綱級だね。

ところで、そもそもゲームの目的だった、「さくら姫」の救出っていうのはどうなるのかって問題があるね。なまず太夫とさくら姫は仲良く並んで画面の一番上にいるんだけれど、残りタイムが多分90秒を切るぐらいになると、姫がさくらの花びらを落としてくる。それを3枚集めるとボーナスステージに行けるんだねー。最終ボスとの戦いがボーナスステージ、というのも解せないんだけれども、首尾よくなまず太夫を倒すと、さくら姫が上から落ちてきて、ハートマークが飛び回る。クリアか、というとまったくそんなことはなく、次の面が淡々とはじまり、さくら姫となまず太夫は何事もなかったかのように平和に並んで画面上方にいる。これはいったいどういうこと??うーん。先生は正直なところ、このゲームでピン坊を見るあたりまでしか進められないので、正確なところはわからないけど、ミスしなければ永遠に続くゲームのようだね。まあ昔のゲームはそういうのがおおかったけど。でも一旦助けた姫がまた敵の手に落ちるにあたって、もうちょっと何か説明があってもいいんじゃないかなぁ。スパルタンXの「THEIR HAPPINESS DOES NOT CONTINUE LONG」みたいに説明を入れるとか。「影の伝説」みたいに助けたとたんにその都度律儀にさらわれるシーンを繰り返されるのも、アホか、って気分になるけどね。はっはっは。

じゃじゃ丸大冒険
相変わらずボス戦はBonusGame扱い
忍法帳
一瞬ドラクエかと・・
撃魔伝
何かシリアス
銀河大作戦
さくら姫でもプレイOK
ちなみに、ジャレコはこの後、ファミコンでじゃじゃ丸くんシリーズを連発していて、普通の遊びにくい横スクロールアクションになった「じゃじゃ丸の大冒険」、ドラクエもどきの和風RPG「じゃじゃ丸忍法帳」、ゼルダもどきのアクションRPG「じゃじゃ丸撃魔伝」、もはやコンセプトから何からさっぱりわからない忍者が宇宙に行ってアクションするゲーム「忍者じゃじゃ丸 銀河大作戦」まで、全部で5作出てることになるねー。このうちじゃじゃ丸の大冒険にはガマパックンが出るみたいなんだけど、あ、みたいなんだけど、っていうのは、先生もやってみたんだけどね、ぜんぜん先に進めなくてガマパックンも見られないうちに止めちゃったからです。すまんねー。専門数学だからね。ゲームは苦手なんだよ。後の3作はもうガマ出てこないようですから。面白いとか面白くない以前の問題だね。ガマが出てこないじゃじゃ丸くんというのは、じゃじゃ丸と名前が付いていながらどの作品も外見がまったく似ても似つかないキャラクターになっているなか、全体をまとめるアイデンティティの核になろうか、っていう重要要素なのに、印籠を出さない水戸黄門、円月殺法を使わない眠狂四郎、サイコロ賭博をしない座頭市、失恋しない寅さん、ギターを弾かない渡り鳥、標準語で仁義なき闘い・・・もういいか。

おいらじゃじゃ丸

おいらじゃじゃ丸
蛙にのって海外へ
ゲームボーイにも「おいらじゃじゃ丸!世界大冒険」なるゲームがありまして、タイトル画面にはガマがおりますんでね、それなりに期待をしてやったわけですが、さくら姫が世界規模でさらわれてね。ボスを倒すたんびに「ここにはいない。ルーマニアにいる」とか言われるので海を移動すんだよ。その移動のときのグラフィックにガマにまたがって移動している様子が見えるくらいでね。どーもよく見ると尻尾があるし。

この後のじゃじゃ丸くんには、先生はもう手を出していません。ポリゴンで3Dになったりもしているよーだけどね。ゲームボーイアドバンスにも、携帯電話用のアプリにもいろいろ出てるようだけどノーチェック。最新のをやらないまま言うのは何だけど、やっぱりじゃじゃ丸くんは初代に限るねー。それ以外はいらんね。はっはっは。

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