[ TOP ] [ Reportに戻る ]

幻の「カエル男」を追え!

〜 かえるクラブが総力をあげて(嘘)お送りする衝撃の(嘘)レポート 〜

 ※ お断り:引用文中、文字ポイントを変えたり、文字色を変えたりしている箇所は、当サイトが付したもので、原文とは関係ありません。

■ これが「カエル男」だ! ■

 では、ついに、そのカエル男の実態に迫りましょう。

 箱を開けると、小さなカエル男のフィギュアと、ムー特別増刊号と名付けられた、カエル男の目撃例を書いた小冊子が入っていました。 そのフィギュアは、
これ!
kaeruotoko⇒同封の小冊子と一緒に一枚

そして、小冊子の内容は、

● 獣人型UMA

巨大両生類「カエル男」
● 体 長:約1.2メートル
● 目撃地:アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイド
● 特 徴:カエルのような頭と皮膚をもち、手足には水掻きがある。
● 仮 説:(1)未知の巨大両生類。
      (2)異星人。
      (3)アメリカの河童。
      (4)古代に絶滅した両生類、もしくは恐竜の生き残り

 獣人とはいうが、巨大な両生類、もしくは爬虫類といったほうが近い。頭部はカエルのようで、目は大きい。背中に隆起があり、手の先には水掻きが認められる。目撃者によっていは、短い尻尾が生えていたとか、肌の印象がカエルのほか、トカゲのように鱗があったという。ただし、一般の両生類や爬虫類とは違って、人間のように直立二足歩行を行う。
 典型的な目撃事件は、1972年3月3日、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイドで起こった。当日深夜、午前1時、州警官のウィリアムズはパトカーでリトルマイアミ・リバー沿いをパトロールしていたところ、前方の路上に不審なものを発見。停車して観察してみると、それは犬のような動物に思えた。
 ところが、ヘッドライトに気付いた物体がゆっくりと起きあがったとき、そこに浮かび上がったのは、カエルの化物だった。細い手足をだらりと下げ、こちらを光る目で凝視している。数秒後、カエル男はそばの川に飛び込むと、そのまま暗闇に消えていった。
 2週間後、同じ生物を同僚のジョンソンも、同じ場所で目撃したという。
 カエル男の正体については、異星人や恐竜の生き残りなどといわれているが、恐らく未知の巨大な両生類だとする説が強い。同様のUMAに、半魚人やトカゲ男がいるが、いずれも現場は川や沼といった水辺に棲むことから、日本の河童と同種かもしれない。

何だか文章が破綻している所もありますが、上記の抜粋とフィギュアの写真は、公式ページにあります。
 ここまでふむふむ、と読んでみて(仮説の間抜けさは、かなりポイント高し。)、ちょっと「カエル男」をキーにサイトを検索してみました。
 そこで、引っかかったのが、前述の「不思議好き人間」の「カエル男」のページ。

MokugekisyanoE  ここの画像は、食玩の小冊子に、「並木伸一郎氏提供」として使われていた図版と一緒。これ⇒
 説明書きも、小冊子の内容とだいたい同様ですが、1958年の目撃例も紹介されている等の違いがあるので、詳しくは、そちらのサイトを見ていただくとして、問題は、そのサイトの最初の文章。

 1972年3月、アメリカはオハイオ州ラブランド近くのリトルマイアミ川付近で、カエルに似た奇妙な生物が2人の警官によって目撃された。

あれ?カリフォルニア州じゃないの?リトルマイアミ川、って地名は同じだけど。

 「American Rivers」によると、リトルマイアミ川は、オハイオ州にあるみたい。オハイオ州とカリフォルニア州じゃ東と西で大分離れているけれど・・・。カリフォルニア州リバーサイドといえば、「不思議好き人間」の1958年の目撃例の地名だよな・・・。
 ムー、UMA研究の第一級の資料としてはどうなんでしょう?

 よく考えてみれば、目撃者がウィリアムズとジョンソンなんて、「これは架空のお話です」と言っているような名前だな、と思い、もう少し調べてみることに。




[ TOP ] [ Reportに戻る ] [⇒海外サイトで・・・ ]